近代史に興味を持ったことから、戦前と戦後の連続性に気づきました。歴史は繰り返す。教育基本法は不当に奪われましたが、決してあきらめません!


by Aayumi23
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スズメのお宿

夕方日が暮れかかるころ、街路樹の中の1本の木から、何百羽という鳥(スズメ)のさえずりが聞こえてくる。ジュビジュビピチュピチュチュンチュク・・と擬音もしがたいぐらいの降るようなさえずり。
それがなんだか知らないが、決まって「特定の1本の木からだけ」なのである。





これを私はスズメたちが今夜一晩のねぐらにする木なのだろうと勝手に想像して、「スズメのお宿の木」と呼んできた。

立ち止まってよく見ると、「お宿の木」には小枝がしなるぐらいすずなりにスズメが止まっている。
ところが隣の木を見ると、スズメの数はぐっと減って、どうみても10分の1もいない。
そのまた隣の木になると、ほとんど1羽もいない。
明らかに特定の一本を選んで集まっているのである。

スズメの群れはなぜ特定の木を選ぶのだろう。
しかも注意していると、毎日同じ木が選ばれている。
・・・かと思うと、ある日突然、一羽も来なくなる。

街路樹は大抵、同じ種類の木がずらりと植わっているから、木の種類で選んでいるわけでもないし、夜遅くまでこうこうと明かりがつき、音楽が流れる騒がしい店舗のまん前の木が選ばれていることもあるから、静謐な環境がお好みというわけでもなさそうだ。

人に話したこともないが、「スズメのお宿の木」を見あげる時、不思議な非日常の空気に包まれる。
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by Aayumi23 | 2006-10-23 17:00 | 雑感